矯正装置を作ってもらっている
「清佳歯科工房さん」に見学に行ってきました
技工所というと粉塵が飛び散っているイメージですが、ここは矯正装置を専門で作っているので、とても空気がきれいです。
この方が装置を作っていただいている近藤 清司 技工士です。
装置の作製をみせていただきました。
まず、模型にあらかじめ、設計をマーキングして、模型を調整しておきます。
装置を支えるためのワイヤーを設置します。
顎を成長させるためのスクリューを中央につけて、装置の床(装置本体の部分)を作るためにボクシング(囲いをつくること)をします。
あらかじめ、お子さまに選んでもらった色の材料を選びます。
材料と模型がくっつかないように分離剤を塗っておきます。
材料をふりかけていきます。
鍋の中に模型ごと入れて圧力をかけていきます。
これをやることで材料がより硬くなり装置の強度が増します。
鍋から装置を取り出して、表面を洗ってこんな感じ。
まだ、バリが付いています。
これを削る機械をつかって手作業でバリをとって、形を整え、ピカピカに磨いていきます。
最終的なワイヤーの調整をしています。
模型に戻してピッタリに入るのを確認したら、完成です。
近藤さんお疲れ様でした。